宏村

Yi県の東北約10キロに位置する、南宋時代創建の世界遺産の村で、現在まで800年の歴史を持つ。宏村は、山紫水明な場所にあり、汪という苗字を持つ人々が集住する村だった。村全体が牛の体にみたてられており、村の西には雷岡という小高い丘が牛の首、村の入り口にそそり立つ2本の木が牛の角、村の前、後ろにある4つの橋が牛の脚という具合である。なんと、内部構造まで牛の内臓に例え、牛の小腸に当たるクリークは山の泉を引いて各家の前まで運ばれ、生活用水として利用されている。牛の胃に当たるのは、村内にある半月型の美しい沼「月沼」。牛の大腸に当たるのは村の南にある大きな「南湖」だ。その、田園風景、山と水の織り成す風景、美しいクリークによって「絵のなかの郷里」と呼ばれている。保存状態のいい明清代の民家は約140棟あり、中でも”承志堂”は安徽省南部の古民家の特色をよく伝えている。月沼の西南岸にある「冒華居」は清代の建造で、建築バランスがすばらしく、古色ゆかしい。その他の建築物は、「楽賢堂」、月沼の北岸には汪氏の祖先を祀った「楽叙堂」、南湖の北岸にある「南湖書院」などがある。中国国内では、映画《臥龍蔵虎》のシーンの一部が撮影されたことでも有名。
中国語名:
宏村(hóng cūn)
中国語名の読み方:
ホン ツン
英語名:
Hongcun Village

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