ワ族(佤族)の主な祝日、お祭り
ワ族(佤族)
ワ族は中国の認定する少数民族の一つであり、現在の人口は35万人、雲南省南西にある西盟、滄源、瀾滄、孟連、双江、耿馬、永徳、鎮康などの県の山の中腹に住んで、つまり、瀾滄江と怒江の間、怒山山脈の南にある阿佤山の山岳地帯である。アワと自称される。
ワ族拉木鼓--12月
木鼓(モッコ)は中国南部から東南アジア、メラネシア、ポリネシアなどの太平洋島嶼 、アフリカ大陸や中央アメリカなどに広く分布する体鳴楽器の一種。
村には雌鼓と雄鼓と称される小さな(雌)、大きな(雄)木鼓があり、専用の木鼓の陳列の部屋に供奉する。大きな村では木鼓部屋と木鼓が数個がある。約1~2年新しい木鼓を更新して新しい木鼓を作る時に森から木の幹を取って帰って「拉木鼓」と称される。これが村の全体が参加する重要なイベントだから、ワ族暦の格瑞月(西暦の12月)に行う。作製する時間は二週間ぐらいかかる。
ワ族新米節--旧暦七、八月
ワ族は農業民族であり、自然災害の能力を防ぎ止める生産力が遅れる為、農業生産をめぐる祈祷、宗教するイベントが多くて、最後は決まっているお祭りになって祝日になっている。
新米節はもみが熟れて、五穀豊作、新米を賞味する時期だから気候の変化だから、各地の収穫する時間が変わる為、村により祝う日付が違うけど、一般的に旧暦の七月、八月(ワ族暦の九、十月ごろ)で祝う。
祝日の日付が確定の後、稲の熟れる時期により、また父母、いなくなった祖父と祖母の生まれた年の干支により祝う日付を選ぶ。いなくなった先祖の霊魂を誘って帰って、家族と一緒に新米を賞味して、そして先祖は子孫後裔の家庭の幸せ、天候が順調、食糧に豊作になるように守るという意味である。
各地に住むワ族は一緒に新米節を祝う為に、1991年滄源ワ族自治県と西盟ワ族自治県連合は毎年の旧暦八月十四日をワ族の新米節に決まれた。