傣族(タイ族)主な祝日、お祭り
傣族(タイ族)
タイ族は百濮と百越の滇越と繋がり、ミャンマ-のシャン族、ラオスの主体民族ラーオ族、タイ国の主体民族のタイ族、インドのインドの阿薩姆阿豪姆人/Assam]と歴史と文化の繋がりがある。
タイ族は雲南省の特有の民族、人口106万余りであり、シーサンパンナ(西双版納)タイ族自治州、徳宏タイ族チンポー族自治州、耿馬タイ族ワ族自治県、孟連タイ族ラフ族ワ族自治県、新平彝族傣族自治県、元江ハニ族イ族タイ族などの自治県に集まって、一部は景谷タイ族イ族自治県、景東イ族自治県、金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県、双江ラフ族ワ族プーラン族タイ族自治県などにも住んでいる。
百濮:古代に南西少数民族の呼び名である。
百越:古代中国大陸の南方、主に江南と呼ばれる長江以南から現在のベトナム北部にいたる広大な地域に住んでいた、越諸族の総称である。
滇越:《史記·大宛列伝》の記録により、滇池(てんち)の西より千キロのところ、瀾滄江の西、つまり今の雲南省保山である。この地域は達光王国の統治する範囲であり、タイ族の先祖が住んでいた中心で、滇越が達光王国とタイ族の先祖を指す。
タイ族水かけ祭り--旧暦四月中旬前後
タイ族水かけ祭りは一般的にタイ暦六月中旬(清明節前後)で行って、シーサンパンナの伝統民族お祭りである。浴仏節とも称される。タイ語は新年の意味である。ほかには、カンプチア、タイ、ミャンマー、ラオスなどの国でもこのお祭りを祝う。
タイ族の人達は互いに水をかけたりなどして、新年を祝ったり、災いを取り除いたり、水を掛け合うことで旧年の不浄を洗い流する意味をしている。
この期間では民族イベント、踊り、経済貿易交流、水かけて、龍舟競漕、浴仏、読経、孔雀ダンス、白象踊り、などがやる。
2006年5月20日、国家レベル無形文化遺産リストに登録される。
タイ族送龍節-西暦の一月
タイ族送龍節はシーサンパンナ大勐龍タイ族の特有の祝日であり、生活が豊か、五穀豊穣の年でこのお祭りを祝う。送龍とは龍神に供物をお供えして、龍神からの恵みのことで豊かな生活をもらえた為に龍神に感謝する。
一般的に西暦の一月の春節の前に行って、お寺の僧侶が組織する。タイ族の人々は美食、衣装、乃至アクセサリーまで、お金、絨毯などをお寺にお供えして、お寺の僧侶は読経したり、祀ったり、供物を編んだ龍宮という道具にのせて勐龍河に水の流れに沿って流れて行って、龍神にお供えする。
タイハウ・ワッサー(関門節)-西暦の七月中旬
タイ族の伝統民族お祭りであり、また、プーラン族、トーアン族、一部のワー族の伝統的な宗教儀礼であり、古代インド仏教の儀礼であり、タイ暦の九月十五日(旧暦六月中旬)から三ヶ月にわたり行われる。この期間はちょうど農繁期に当たって、この期間は人々の外出、若者の恋愛を禁止して、力一杯生産をする。
タイ族の人達は食べ物や蝋燭などを仏像にお供えして礼拝するほか、僧侶のお経も聴く。
タイ族オク・ワッサー(開門節)-旧暦九月中旬ごろ
タイ族オク・ワッサー(開門節はタイ族、プーラン族、トーアン族と一部のワ族の伝統的な祝日であり、タイ暦の十二月十五日(旧暦九月中旬ごろ)で祝う。
三ヶ月が続く梅雨が終わって、ちょうどうもみ収穫し終わって、豊作の祝日になる。
タイハウ・ワッサー(関門節)を解除する意味であり、これから若者の男女は恋愛、また結婚式を挙げられる。お祭りの当日鮮やかな衣装を着装して食べ物、花、ワックス条、貨幣をお寺へ仏に参拝する。お祭りが終わってから娯楽集会を行う。火花、孔明燈を打ち上げたり、歌ったり踊ったりする。また若者達は様々な鳥、獣や魚や虫などの模様の提燈を持って村を周る。