チベット仏教伝統節「燃灯節」
時間:2016-08-26 17:28作者:z閲覧数:
チベット暦日十月二十五日、2016年12月23日、旧暦2016年十一月二十五日
燃灯節はまた五公節と称されて、チベット語は葛登阿曲と称される。チベット、青海、四川、甘粛などの省に住んでいるチベット族の伝統宗教お祭りであり、毎年のチベット暦十月二十五日で行う。
燃灯節は仏教の改革者であるゴル派の創始者、ツォンカパ大師の逝去を記念する為に行うイベントである。ゴル派に所属するお寺や信徒はお寺の内外にる仏堂、或いは家の仏壇に酥油灯(ヤクの乳を煮つめた油の灯)を点灯する。
交通の不便や便りの伝達が遅れて、ツォンカパ大師の逝去の情報は各地に伝達する時間が違う為、各地の燃灯節が行う時間が違う。チベットの東にある康区(チャムド市、四川カンゼ、アバの辺り)がチベット暦の十月二十五日で行って、ラサより5日間遅れる。内モンゴルと内陸にゴル派を信仰する地方でチベット暦を知らない為旧暦の十月二十五日を燃灯節に定める。