モンゴル族クミス(馬乳酒)祭り

時間:2016-07-05 17:41作者:z閲覧数:

馬乳酒祭り馬乳祭はモンゴル族が6月から9月にかけて搾乳を行う祭りであり、年に2回、6月と9月の開始と終わりの祭に行う祭りである。牧畜民は馬乳を発酵させた馬乳酒「アイラグ」を飲む。

モンゴル族は羊、牛、馬などを飼って乳を搾乳してミルク食品に作り、それが牧畜民の日常生活の重要な内容であり、乳製品は牧畜民の主な飲食に構成する。クミス節は古くて代表性を持つ祭りであり、毎年の6月ごろに馬乳を搾乳し開始する時に式典を行って祝う。もっと多くよいミルク製品を得て祈る。毎年の初夏の開始と中秋頃に馬乳酒祭りが行う。牧畜民は先ず縁起の良い日を選んでそして親友に知らせる。決まっている日付になると近くの牧畜民達が皆参加して来る。クミス祭りの二、三日の前、家の主人は馬を調教する騎手を誘って来て、子馬を引っ張って、母馬と離して馬乳を搾乳する。

クミス祭りは白馬に乗る9人と家の主人が一緒にやる。先ず9名の騎手がモンゴルゲルの前に乗馬してきて、家の主人は銀製の茶碗で新鮮なミルクを騎手に捧げて、騎手はミルクを飲んだ後、時計回りにモンゴルゲルを一周に回ってから馬を繋ぐ縄の側に来て套馬杆で馬乳をなみなみと注ぐ木製の桶を上げて歩きながら木製のサジで馬乳を空へ放り出して天地の神様を祭る。主人がクミス祭りを賛美して、ほかの人は乗馬で三週に回る。このほかには牡馬とこの夏に出産した子馬にハタを結ぶ。その後は会食、皆が馬乳酒を痛飲してクミス祭りを祝い、来年に草原が茂って、ミルク製品が盛んに生産できると祈る。