モンゴル族春節
モンゴル族は漢民族と同じで春節を過ごすけど風俗により少し違う。モンゴルの春節は送旧と迎新に分け、つまり前の年に別れを告げて新しい年を迎える。
送旧とは旧暦の十二月二十三日に家を清潔に掃除したり、夕方ごろに祭火を行う。祭火とは萨满(シャーマン)教により中国に伝えてきた。モンゴル族はラマ教を信仰し、羊ダキミと白・黄・青色などの薄絹のハタ、お肉入れお粥、バター、お酒などを神様に捧げる。年長者は九つのライトを点火し、供物を強火に投じて燃やす同時に賛辞を歌い縁起のよい言葉を発して家族の幸せを祈る。祭火は赤い色の箸を禁忌し白い色と黒い色の箸がよく使われる。モンゴル族は火とは家族の子孫が代々家を継いで行き、盛んである意味である。供物を燃やしてから家族の全員は会食する。供物の残りの分を親友に友達に贈る。祭火は夕方ごろで行い、供物を捧げる際に男性は前に、女性が後ろに跪いて参拝する。古代には金持ちはわざわざラマを雇用し祭火祭りを行える。
師走二十三日後、春節の食べ物などを用意する。油揚げお菓子などの油で揚げ物がさまざまがあり、神様に捧げる供物は精美を要求する。このほかには餃子を作る。大晦日は一番賑やか日であり、家族の全員は新しい衣装を着替え、午前神様に捧げ、仏壇に乳製品、油揚げ物などを小塔の形に並べ、特製の金、銀の形をする花を挿し込む。小さいな銅製の杯(12個)に水を満たしまた1日に1回水換えし常夜灯を点灯する。同時に対聯を貼る(漢民族と同じ、違うのはモンゴル語で書く)。夜、ご飯の用意後、外の平地に敷き広げてあるフェルトにお酒、オカズ、お肉を置いて先祖の祭りが始まる。年長者は先祖の名前を賛辞し大地と天空にお酒とスータェツァイ を捧げ、爆竹を鳴らす。先祖を祭る後、家族の全員は会食し、後輩は年長者にお酒を捧げる。この日では老若男女を問わずにゲームをやる。牧場では男性はモンゴル将棋を指したり、女性と子供は「羊拐」(モンゴル語は沙、羊の膝蓋骨)を夜明けまで遊ぶ。お正月の一日で食べ物を出て年長者にお酒を捧げ年長者にお酒を捧げる時に膝ついてあやまり、頭を下げて両手が上下に振り、年長者から「健康」、「幸せ」などを祝う。未婚の女の子は男の子と同じ両膝が跪いて、既婚の女性は右膝を折り左膝を立てた跪いて、新婚の嫁さんは歌う。お正月一日は会うと「新年好」、「過年好」と互いに挨拶し逆に「発財」という話を挨拶しない。牧場では新年に親友を訪ねる時に餃子を食べる風俗がある。