満族(マンシュウ族)

時間:2007-08-08 00:00作者:閲覧数:
満族(マンシュウ族) 英語名称:Manchu
人 口: 982万人超
言 語: 満州語。南、北2種類の方言がある。漢語も通じる。
文 字: 漢字
信 仰: かつて多くの神を祭るシャーマニズムを信奉していたが、現在は特にない。
主な生活地域: 全国各地。その中、遼寧省が最も多い。
民族発展歴史:
  民族発展歴史:満州族は長い歴史をもつ民族で、その祖先は二千年前の粛慎人までさかのぼることができる。満州族の人びとはずっと長白山以北の黒竜江の中・下流、ウスリー川流域の広大な地域で生活していた。「女真族」は前身で、十二世紀に、金王朝を創建した。1583年、ヌルハチが女真族の各派を統一し、八旗制度を創設し、満州語を作り、1635年に、民族の呼称を「満州」とした。八旗制度は政治、軍事、生産という三つの面の職能を持ち、満州族社会の根本的な制度となった。1636年、皇太極が帝となり、国号を清と改称した。1644年、清の軍隊が山海関の内側に入り、中国を統一し、清の王朝を建立。1911年の辛亥革命以後、満州族と称されている。満州族は中国の統一、国土の開拓、経済・文化の発展に大きく寄与した。