漢陽陵文物展室
大型の地下博物館
概況:
漢景帝陽陵博物院(漢陽陵文物展室)は、西安市北郊の渭河のほとりに位置する、前漢の景帝劉啓とその皇后の合葬陵である陽陵を中心に建設された大規模な遺跡博物館です。1999年にオープンし、国家一級博物館、国家考古遺跡公園、国家AAAA級観光地に指定されています。総面積は20平方キロメートルにも及び、中国で最初に没入型体験ができる地下遺跡博物館として知られ、その先進的な文物保護と展示方法で国内外に名を馳せています。ここは、前漢の「文景の治」と呼ばれる治世を築いた景帝の陵墓であり、当時の宮廷生活、軍事制度、喪葬文化を現代に伝える貴重な窓口となっています。
見所:
世界初の全地下式遺跡博物館である「帝陵外蔵坑遺跡保護展示庁」では、発掘現場のままの状態で保存された81本の外蔵坑のうち10本を、特殊なガラス越しに間近で観察できます。ここには武装した兵馬俑や陶製の動物俑などが数多く並び、圧巻の光景です。
「考古陳列館」では、陵園から出土した近千点の文物を展示しており、塑衣式彩繪跽坐女俑(彩色された跪坐女性俑)や、世界最古と認定された茶葉の標本など、貴重な品々を見学できます。
帝陵の南門に当たる「南闕門遺跡保護展示庁」では、中国で現存最古かつ最大級の帝王陵の闕門(楼門)建築遺構を見学できます。
陵園内で最も重要な礼制建築の一つである「宗廟遺跡(徳陽廟遺跡)」は、「回」字形の壮大な構造をしており、その規模は長安城の礼制建築に匹敵します。
広大な園内には、季節ごとに月季園(バラ)、桜林、特に秋には見事な百畝の銀杏林が広がり、歴史的景観と自然美を同時に楽しめます。
入場料:
大人:ハイシーズン 70元、ローシーズン 55元。
学生(全日制大学生以下):ハイシーズン 35元、ローシーズン 27.5元。
※現役軍人、障害者、65歳以上、6歳以下または身長1.2m以下の児童などは、証明書提示で無料となる場合があります。詳細は公式情報をご確認ください。
営業時間
ハイシーズン(3月~11月):8:30〜18:30(17:00最終入場)。
ローシーズン(12月~2月):8:30〜18:00(16:30最終入場)。
アクセス
住所:
陝西省西咸新区秦漢新城。
公共交通機関:
西安市内からは、市図書館バスターミナル発の「遊4路」観光バスを利用し、終点の「漢陽陵博物館」で下車します。
咸陽市内からは、咸陽駅発の「5路」バスを利用できます。
また、西安咸陽国際空港からも比較的近いため、タクシーを利用する方法もあります。
旅のヒント
入場には事前のオンライン予約(実名制)が必要です。「漢景帝陽陵博物院」の公式WeChatアカウントや主要旅行サイトから予約・購入できます。
園内は非常に広いため、見学には歩きやすい靴が必須です。また、地下展示厅は涼しい場合があるので、上着があると便利です。
遺跡や文物は大切に扱い、ガラスや柵を越えて触れたり、指定された通路以外に入ったりしないでください。
館内の「幻影成像」(ホログラム映像)は別途10元の観覧券が必要です。
65歳以上の方、障害者、妊婦さん、身体の不自由な方は、係員に声をかけると優先案内を受けられる場合があります。未成年者や高齢者、体の不自由な方は同伴者が必要です。
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参考料金 / 1名様
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