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天壇公園

天壇公園は1998年に世界遺産に登録され、「故宮」を中心に東西南北に位置する日壇、月壇、天壇、地壇のうち、天の神を祀る場所です。明の永楽帝の時代に建てられ、清の乾隆帝の時代に改築され、現在のような姿になりました。天壇の象徴的な建築物である祈年殿は、傘を広げたような三層の屋根を持ち、瑠璃瓦の青が美しく輝いています。高さ38メートル、直径30メートルの円形の建物で、釘一本使われていない建築技術が特徴です。祈年殿の南にある皇穹宇は、祈年殿を小さくしたような建物で、歴代皇帝の位牌を奉安しています。皇穹宇を囲む土塀は「回音壁」と呼ばれ、音の反射を利用して会話ができるという特徴があります。また、堂の石段の下には「三音石」という不思議な敷石があり、1番目の敷石で1回手を打つと1回こだまが返り、2番目、3番目で1回打つとそれぞれ2回、3回とこだまが返ってくる現象が起こります。これは音が円形の壁に屈折反射して起こる現象です。皇穹宇の南にある圜丘は、三層の壇場で、上から天上界、人間界、地獄界を表しています。最上段の中心には円形の石があり、ここは皇帝が神に祈りを捧げる場所です。また、この上に立って小声でしゃべると声が反響し、大きなこだまが返ってくるという特徴があります。

天壇公園の入場料はローシーズン(11月1日~3月31日)は10元、ハイシーズン(4月1日~10月31日)は15元です。
中国語名:
天坛公园(tiān tán gōng yuán)
中国語名の読み方:
ティェン タン ゴン ユェン
英語名:
Temple Of Heaven
天壇公園の観光時間:
園内各所の開放時間はローシーズンは8:00~17:00、ハイシーズンは8:00~17:30です。
天壇公園へのアクセス:
住所は北京市東城区天壇内東里7号です。公共交通機関では、地下鉄5号線の天壇東門駅で下車し、D出口から徒歩で向かうことができます。また、多くのバス路線が天壇公園の近くに停車しています。

天壇公園の写真

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