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北京八大処公園

北京を南に見て立つと、右肩に花を添えたようだ(京華右臂)、と称せられる西山は幽玄な風景と古刹が多く、古来風流人の憧れの仙境であった。「西山を見ずして燕京(北京)を語るなかれ」とまで言われた。
三山八刹十二景と詠われ、ここを何時の日か訪ねるのが中国の文人墨客たち、また諸国の君子たちの夢であった。翠微山、平坡山、盧師山の三山に囲まれ南は開かれた絶好の風水を満たす地域である。八刹は三山の入り口から、一処長安寺、二処霊光寺、三処三山庵、四処大悲寺、五処龍泉庵、六処香界寺、七処宝珠洞寺、八処証果寺である。
八刹は七世紀から十七世紀にかけて創建され現在まで改修を重ねている。長安寺は未公開であるが、他の七刹は整備され公開されている。それぞれの歴史や伝説を拾い集めるのも面白い。
景勝地は十二地点を数えるという。それぞれに名称が付いている。絶頂遠望、春山杏林、翠峰雲断、五橋夜月、水谷流泉、深い秋紅葉などである。どの地点からの景色を言うのか案内地図を頼りに巡るのも興がある。文革が終焉した一九七八年から百万元を注ぎこんで国家的事業として大改修を開始した。
 休祭日ともなると中国各地から観光客が押し寄せ、まるで銀座街が山懐に出現したような賑わいとなる。中国人にとって一度は行かねばならない名所なのである。                  
中国語名:
北京八大处公园(běi jīng bā dà chǔ gōng yuán)
中国語名の読み方:
ベイ ジン バー ダー チュウ ゴン ユェン
英語名:
Badachu Park
北京八大処公園へのアクセス:
場所:石景山区八大処
交通:地下鉄玉泉路 バス乗車389路八大処下車
または動物園 バス乗車347路八大処下車
注意事項:
入場料:八大処公園 5元

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