霊隠寺

杭州市街の西、霊隠山の麓に位置する霊隠寺は、禅宗十刹の一つである。インドの僧慧理によって326年に開山された。慧理が杭州の山々を見たとき、「ここは仙霊が隠れているところだ」と言ったことから霊隠寺と名づけられたといわれている。全盛期の五代呉越国時代には数千人の僧侶が修行していたが、度重なる戦火のため現存するものは清代末期に再建されたものである。南側にある石灰岩でできた岩山には、五代呉越国時代から元の時代にかけて彫られた338体の石仏がある。中でも青林洞の西岩壁上座像は951年に建てられたもので、非常に貴重な仏像として有名である。
中国語名:
灵隐寺,飞来峰(líng yǐn sì fēi lái fēng)
中国語名の読み方:
リン イン スー フェイ ライ フォン
英語名:
Lingyin Temple

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