黄河展覧館

黄河全域にわたっての河流図や河道の変遷、暴れ河と呼ばれる洪水の歴史、それに対抗する治水工事の状況など、多くの写真と模型図で説明されている。
 黄河の全長は5464キロ。一立方メートル当たり37キログラムの土を含むという。陝西、山西、河南の黄土高原を抜けならが大量の土砂を下流に運ぶ。黄河が黄海へ運ぶ土砂の量は年間で十六億トンという。この土で、縦横高さ一メートルずつの壁を造ると、その壁は、なんと地球を27周するという。
 この、黄河が運ぶ土ゆえに黄河文明を支えた農耕を可能にし、同時に、黄河が運ぶ土ゆえに河床が上がり天井河となって氾濫を繰り返してきた。
 そういう黄河の相貌をかいま見ることができる博物館である。
中国語名:
黄河展览馆(huáng hé zhǎn lǎn guǎn)
中国語名の読み方:
ホァン ホー ジャン ラン グァン
英語名:
Yellow Moutain Museum
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