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河南料理〔豫菜〕

河南省の略称は「豫」、河南料理は豫菜ともよばれる。古来より地の利と四季に恵まれ、味の調和や技法にも優れたこともあり様々な名料理が誕生しました。全国各地の風味の特色を取り入れ、酸味、甘味、塩味、辛味がほどよく混じり合った、東西南北すべての料理の特徴を備えている。
洛陽は中国の東部にある。ここに限らないが、乾燥地帯の洛陽は、水分補給を目的とした、スープの多い伝統的な宴会料理である「水席」が有名。これは中国5千年の歴史の中で、唯一の女帝である則天武后が、わざわざ所望され、洛陽を訪れ賞味した料理だ。フルコース、二十四品あり、前菜として出される八品とスープ料理十六品はすべて、味と食材が異なるのだ。
開封を都とした北宋時代の宮廷料理は、中国料理の中では淡泊で、日本人好みの上品な味といわれる。代表的なメニューを紹介すると、柔らかく、あっさりした桶子鶏、三不沾は、箸や皿、歯にもつかないという料理である。
中国語名:
河南料理(豫菜风味宴)(hé nán liào lǐ yù cài fēng wèi yàn)
中国語名の読み方:
ホー ナン リァオ リー ユィ ツァイ フォン ウェイ イェン
英語名:
Henan Local Flavor

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