布久喇嘛林寺

概況:
布久喇嘛林寺(布久喇嘛嶺寺)は、チベット自治区林芝市バル区(旧林芝県)布久郷簡切村のロプ山のふもとに位置する、チベット仏教ニンマ派(紅教)の寺院です。林芝地区最大かつ最も重要なチベット仏教の場所とされています。寺院は1930年代後半に、ニンマ派の活仏である頓迥扎益西多吉(ドンジョム・ザ・イェシェー・ドルジェ)によって創建されました。尼洋河下流の左岸にあり、三方を山に囲まれ、森林に包まれた静謐な環境の中にあります。その美しさから「チベットの桃源郷」とも称され、金色の屋根と緑の松柏が互いに映え、四季折々の花が咲き乱れる様子は、訪れる人々を魅了します。

見所:
寺院の中心となる塔形の本殿は、建築様式が非常にユニークです。外観は正四角形で、最下層の屋根は20角、第二・第三層は8角形をしており、蓮花生大師の禅座に基づいて設計されたと言われています。壁面は白、青、赤、緑の四色に塗り分けられ、それぞれが水晶、瑠璃、瑪瑙、緑宝石を象徴しています。
本殿内部は三層構造になっており、一層目にはニンマ派の祖である蓮花生大師の塑像が、二層目には四臂観音像が、三層目には無量光仏(阿弥陀仏)の像がそれぞれ祀られています。特に蓮花生大師の「践石遺跡」は貴重な聖跡です。
寺内の壁画は「蔵東一絶」と称されるほど精緻で美しく、ゆっくりと鑑賞する価値があります。
寺院の門や本殿の両側には、男性と女性の生殖器をかたどった木彫り「人祖」が立っています。これは対立する二つの力の調和を象徴する、ニンマ派特有の表現です。
寺院の周囲は自然に恵まれ、尼洋河の美しい景色を遠望できます。また、僧侶たちに飼育されている首輪に鈴をつけた盤羊(野生の羊)が境内を歩いている光景を見られることもあります。

入場料:
入場料に関する情報は複数あり、無料とする情報、15元とする情報、30元とする情報があります。最新の正確な料金は現地でご確認ください。
中国語名:
布久喇嘛林寺(bù jiǔ lǎ ma lín sì)
中国語名の読み方:
ブ ジゥ ラー マ リン スー
英語名:
Lama Forest Monastery
布久喇嘛林寺の観光時間:
ハイシーズン:8:00〜19:00
ローシーズン:8:00〜19:00
(注:多くの情報源で開放時間は通年8:00-19:00とされており、季節による明確な区分は見られませんでした。ただし、現地の状況により変動する可能性があります。)
布久喇嘛林寺へのアクセス:
住所:
チベット自治区林芝市バル区布久郷簡切村、尼洋河下流左岸。
公共交通機関:
林芝市の中心地である八一鎮から訪れるのが一般的です。公共交通機関は限られており、最も便利な方法は八一鎮からタクシーやレンタカーをチャーターすることです。距離は約30キロです。
一部の情報では、八一鎮からミリン県行きのバスに乗り、布久郷で下車して徒歩で向かう方法も可能とされています。
注意事項:
寺院は信仰の場です。本殿内部に入る際は、靴を脱ぎ、帽子やサングラスを外し、敷居を踏まないようにします。また、堂内では静粛にし、僧侶や地元の信者の方々の礼拝を妨げないようにしましょう。 寺内、特に本殿内部での写真撮影やビデオ録画は厳禁とされています。壁画や仏像などの文化財を守るため、必ずルールを守りましょう。 服装については、肌の露出が多い服装は避け、なるべく長袖・長ズボンを着用することが望ましいです。 寺院は自然の中にあります。ゴミは必ず持ち帰り、動植物を傷つけないようにし、静かで清らかな環境を保つよう心がけましょう。 八一鎮から寺院までの道のりは、景色は美しいですが、公共交通機関の本数は多くありません。帰りの交通手段も含め、事前に計画を立てておくことをお勧めします。
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