絨布寺
概況:
絨布寺(ロンブ寺)は、チベット自治区日喀則市定日県の珠穆朗瑪峰(エベレスト)北麓、絨布氷河の末端に位置する、世界で最も標高の高い寺院として知られています。海抜は約5150メートルから5154メートルです。属するのはチベット仏教の古派である寧瑪派(ニンマ派)で、僧侶と尼僧が共に修行する僧尼混居寺という特徴的な形態を保っています。寺院は1899年に創建され、1902年に新寺が完成しました。旧寺と新寺に分かれており、旧寺には蓮花生大師(グル・リンポチェ)が修行した洞窟や、その手足の跡が残る石などが現存しています。ここは北側からエベレストを登攀する際の重要な前進基地にもなっており、寺院から南を望めば、天候が良ければエベレストの雄大な山容を間近に仰ぎ見ることができます。
見所:
世界最高標高(約5150m)にある寺院というその立地そのものが最大の見所です。
寺院の門前にある白い仏塔とマニ石塚は、エベレストを写真に収める際の絶好の前景として人気があります。
旧寺には、創建に関わる蓮花生大師の修行洞や聖跡が残され、歴史的価値が高いです。
寺院の境内からは、エベレストの金字塔のような山体と、山頂にかかる「旗雲」と呼ばれる気象現象を観察できる可能性があります。
寺院の周囲には巡礼路(転経路)が設けられており、信仰の場としての雰囲気を体感できます。
入場料:
寺院単独の入場料は、情報源により30元または35元とされています。ただし、絨布寺へは珠穆朗瑪峰国家級自然保護区(珠峰景区)に入る必要があり、そちらの入場料(ハイシーズンで160元など)が別途必要となります。
ローシーズン(11月1日頃~3月31日頃):9:00~16:00(16:00入場停止)
※寺院の都合や悪天候により変動する可能性があります。
公共交通機関:
公共交通機関での直接アクセスは非常に困難です。一般的には、ラサまたは日喀則からレンタカーやタクシーをチャーターするか、現地発のツアーに参加する方法となります。
日喀則から車で向かう場合、途中のチェックポイントで珠峰景区の入場手続きが必要です。また、最終的には指定の駐車場で環境保護バス(エコバス)に乗り換え、絨布寺方面へ向かいます。
絨布寺(ロンブ寺)は、チベット自治区日喀則市定日県の珠穆朗瑪峰(エベレスト)北麓、絨布氷河の末端に位置する、世界で最も標高の高い寺院として知られています。海抜は約5150メートルから5154メートルです。属するのはチベット仏教の古派である寧瑪派(ニンマ派)で、僧侶と尼僧が共に修行する僧尼混居寺という特徴的な形態を保っています。寺院は1899年に創建され、1902年に新寺が完成しました。旧寺と新寺に分かれており、旧寺には蓮花生大師(グル・リンポチェ)が修行した洞窟や、その手足の跡が残る石などが現存しています。ここは北側からエベレストを登攀する際の重要な前進基地にもなっており、寺院から南を望めば、天候が良ければエベレストの雄大な山容を間近に仰ぎ見ることができます。
見所:
世界最高標高(約5150m)にある寺院というその立地そのものが最大の見所です。
寺院の門前にある白い仏塔とマニ石塚は、エベレストを写真に収める際の絶好の前景として人気があります。
旧寺には、創建に関わる蓮花生大師の修行洞や聖跡が残され、歴史的価値が高いです。
寺院の境内からは、エベレストの金字塔のような山体と、山頂にかかる「旗雲」と呼ばれる気象現象を観察できる可能性があります。
寺院の周囲には巡礼路(転経路)が設けられており、信仰の場としての雰囲気を体感できます。
入場料:
寺院単独の入場料は、情報源により30元または35元とされています。ただし、絨布寺へは珠穆朗瑪峰国家級自然保護区(珠峰景区)に入る必要があり、そちらの入場料(ハイシーズンで160元など)が別途必要となります。
中国語名:
绒布寺(róng bù sì)中国語名の読み方:
ロン ブ スー英語名:
Rongbuk Monastery絨布寺の観光時間:
ハイシーズン(4月1日頃~10月31日頃):9:00~16:00(16:00入場停止)ローシーズン(11月1日頃~3月31日頃):9:00~16:00(16:00入場停止)
※寺院の都合や悪天候により変動する可能性があります。
絨布寺へのアクセス:
住所:チベット自治区日喀則市定日県珠穆朗瑪峰国家級自然保護区内(絨布溝東西側の度母山頂)公共交通機関:
公共交通機関での直接アクセスは非常に困難です。一般的には、ラサまたは日喀則からレンタカーやタクシーをチャーターするか、現地発のツアーに参加する方法となります。
日喀則から車で向かう場合、途中のチェックポイントで珠峰景区の入場手続きが必要です。また、最終的には指定の駐車場で環境保護バス(エコバス)に乗り換え、絨布寺方面へ向かいます。
注意事項:
標高が5,000メートルを超える超高所に位置します。訪問前には十分な体調管理と高山病対策(行動を緩やかにする、水分を多めに摂取するなど)が必須です。
気温が非常に低く、風が強い日が多いです。防寒対策は万全にし、防風ジャケット、帽子、手袋などを用意しましょう。
この地域を訪れるには、外国人観光客はチベット入域許可証(Tibet Travel Permit)に加え、定日県を含む辺境地区通行証(Border Permit)の取得が必要です。個人での手配は難しいため、信頼できる旅行会社を通じて手続きすることをお勧めします。
寺院は信仰の場です。仏像や経典、僧侶の持ち物にむやみに触れたり、フラッシュをたいて写真を撮ったりするのは避け、敬意を持って参拝しましょう。
施設は限られています。宿泊は寺院の招待所(条件は簡素)が可能ですが、食事やトイレなども最低限のものとお考えください。必要な飲食物や衛生用品は可能な限り持参することをお勧めします。
絨布寺の写真
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