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盤山風景名勝区

天津市薊県城から西北へ約12キロにある盤山風景名勝区。総面積は106平方キロ。燕山山脈の南端に位置する盤山は、“京東第一名山”(北京の東で第一の山)とも称される中国十五名山のひとつだ。特に“五峰”、“八石”、“三盤”、“七十二寺”、“十三塔”で有名。
“五峰と”は、掛月峰、自来峰、紫蓋峰、九華峰、舞剣峰を指す。山西省の五台山に対し、“東五台山”(東の五台山)とも称される。主峰の掛月峰は標高864m。頂上には唐代に築かれた八角古塔が残る。また山中には唐代の定光仏舎利塔がある。崖に刻まれた“摩天”の二文字は、清末の軍事大臣栄禄の書、ほかに杜甫の“一覧衆山小”という句が刻まれている。
“八石”とは、懸空石、揺動石、涼甲石、将軍石、夾木石、天井石、蛤蟆石、蟒石のこと。揺動石は桃の形に似た巨石で、手で推すとかすかに揺れる非常に不思議な石だ。
“三盤”とは、「上盤は松、中盤は石、下盤は水」の意で、この山の風景の特徴をうまく表現している。
全盛期の盤山には、72の仏教寺院、13の宝塔があった。魏の武帝曹操をはじめ、歴代の皇帝は積極的に山を切り開き寺を建立し、また既存の寺院や塔を修築するなど、一時はその数160ヵ所以上にも及んだ。なかには乾隆帝が建てた行宮“静寄山庄”もあった。しかし今も残っているものはほとんどない。現在再建が盛んに行われ、天成寺、雲罩寺、万松寺、千像寺などがすでに完成している。そのうち天成寺は規模が最大で、境内には8角形13層の精巧なつくりの舎利塔がある。また、千像寺周辺には300体以上の羅漢像などがある。
中国語名:
盘山风景区(pán shān fēng jǐng qū)
中国語名の読み方:
パン シャン フォン ジン チュイ
英語名:
Panshan Scenery Area
盤山風景名勝区の観光時間:
08:30-16:30
盤山風景名勝区へのアクセス:
薊県より12キロ

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