陶渊明紀念館

東晋代の著名な詩人陶渊明を記念して作られた紀念館
思索する詩人陶淵明（とうえんめい）は、その生涯の大半を廬山（ろざん）の麓で過ごした。有名な「帰りなんいざ」で始まる帰去来（ききょらい）の辞も、廬山にちなんで詠まれたものである。
一方、陶淵明の人柄を慕っていた白居易（はくきょい）は、今の江西省九江（きゅうこう）で3年ほど、地方長官を務めています。そして、陶淵明の故郷廬山に庵を結び、多くの詩を詠んだ。
「陶公の旧宅を尋ねる」では、「我君のあと、相去ること500年。五柳伝を読むごとに、目に想い心に挙挙たり」と詠んで、陶淵明への熱い想いを吐露している。
清の時代に修復された陶淵明の墓は中国海軍の施設内にあり、見ることができませんでしたが、廬山の麓にある陶淵明記念館に移設されたため、今は見学が可能になった。

陶 淵明（とう えんめい、365年（興寧3年）[1] - 427年（元嘉3年）11月）は、中国魏晋南北朝時代、東晋末から南朝宋の文学者。字は元亮。または名は潜、字は淵明。死後友人からの諡にちなみ「靖節先生」、または自伝的作品「五柳先生伝」から「五柳先生」とも呼ばれる。潯陽柴桑（現江西省九江市）の人。郷里の田園に隠遁後、自ら農作業に従事しつつ、日常生活に即した詩文を多く残し、後世「隠逸詩人」「田園詩人」と呼ばれる。陶渊明纪念馆(táo yuān míng jì niàn guǎn)タオ ユェン ミン ジ ニェン グァンTao Yuanming Memorial Hall