徐悲鴻紀念館

徐悲鴻紀念館は徐悲鴻の作品が展示されている美術館になっている。徐悲鴻は、中国の近代美術に大きな影響を与えた人物だ。1895年、江蘇省宜興うまれ。祖父は村で仕立てをしながら田畑を耕し、父は独学で絵を学ぶ傍ら、瓜を栽培し、私塾を開いていた。その後、洪水のために一家の生活が困窮し、徐悲鴻は父に従い、絵を売って生計をたてるようになった。のちには、彭城中学校の美術教師となった。
1949年7月、新中国の建国直前、中華全国文芸工作者代表大会では、中華全国美術工作者協会主席に選ばれた。徐悲鴻は、それまでに国旗、国章、それに国歌の制定に積極的に関わっていた。最終的に国歌に決まった『義勇軍行進曲』は、彼の提案によるものである。1950年、中央美術学院の初代院長に就任。1954年9月26日、脳溢血のために世を去る。一周忌には、徐悲鴻記念館が建てられた。そこには彼が後世のために残した、約千点の作品のほか、唐、宋、元、明、清および近代の書画千点あまり、それに書籍、画集、写真、碑帖など約一万点が収蔵された。
中国語名:
徐悲鸿纪念馆(xú bēi hóng jì niàn guǎn)
中国語名の読み方:
シュイ ベイ ホン ジ ニェン グァン
英語名:
Xu Beihong Memorial Hall

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