響沙湾

響沙湾は砂漠の砂が鳴くことで、世の中の奇観といえます。砂が乾燥している時、丘の高いところから滑り降り、飛行機が空を飛んでいるような音が立てます。ここには、美しい伝説があります。昔、ある神様は、砂が入っている袋を持っています。ある日、その砂が漏れて、内蒙古で砂漠ができました。その神様は非常に後悔していて、砂漠の東側で砂をとめる湾を作り、雷様をここに派遣してきました。あれから、ここは響沙湾と名づけられ、毎日雷のような音が立てていました。砂が鳴く原因について、学者たちの研究によって、2つの説があります。1つは、外部の力により、砂の摩擦で共鳴が起こったことです。もう1つは、風力の影響により、砂は同じ大きさの砂粒に磨かれ、摩擦で起こった共振現象です。しかし、これらの理論はいずれも公式に認められず、砂が鳴く原因は、まだ謎です。 
この謎があるからこそ、響沙湾はより魅力的な神秘さが付けられました。多くの観光客は、この砂漠の「歌」を聞くために、ここを訪れ、サンドスキーを体験しています。彼らはまず、特製の靴下を履いて、砂丘の上に上って、そりで下へ滑り降ります。その際、砂が鳴く音も聞こえてきます。  
この広い砂漠の中にはキャラバンもあります。観光客たちはラクダに乗って、砂漠を歩き、にぎやかな都市と離れた独特な静かさを体験することができます。  
響沙湾が位置する内蒙古自治区のエーデルワイス市は、モンゴル族を始めとする多民族がともに暮らしている都市です。ここでは、観光客は壮大な砂漠を体験するだけではなく、モンゴル族文化の雰囲気を味合うこともできます。伝統的な蒙古パオで、地元の主人たちは銀製の茶碗を持って、観光客に幸せを祈る白いハーダを奉げます。モンゴル族の伝統楽器?馬頭琴のリズムに合わせて、響沙湾芸術団の若者たちは、モンゴル族の伝統舞踊『エーデルワイス結婚式』を披露してくれます。エーデルワイス結婚式は、地元文化の特有のもので、モンゴル族の民謡やダンスなどを披露してくれます。非常ににぎやかで、楽しい感じで、あらゆる観光客を楽しませるでしょう。  
また、お土産店の手作りの細工も見不どころの一つです。美しい金製と銀製の器具、色とりどりな民族服装、モンゴル族の特色を持つナイフなど、いずれも観光客たちに好まれています。 
中国語名:
响沙湾(xiǎng shā wān)
中国語名の読み方:
シァン シャア ワン
英語名:
Xiangshawan

響沙湾の写真

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