古隆中

襄陽古城の西門から南西に約15kmの隆中山東麓にある。三国時代の政治家・軍事家である諸葛孔明(181~234年)の旧居。劉備が孔明を軍師として招くために3度訪れたという「三顧の礼」の故事で有名だ。孔明はここで晴耕雨読の生活を送り、「臥龍」と呼ばれていたが、劉備の熱意に動かれ、ついに輔佐役について「天下三分の計」を説いたという。林の中に立つ「古隆中」と書かれた古びた牌坊を抜けると、孔明の古居のあった草廬亭や、武侯祠、三顧堂、抱膝亭、臥龍深処などが立ち、一通り見るには半日は必要。なお現存する建物の多くは清代のものだ。
中国語名:
古隆中(gǔ lóng zhōng)
中国語名の読み方:
グゥ ロン ジョン
英語名:
Ancient Longzhong

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