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施洞・姉妹飯祭り(農歴三月十五日)

 姉妹飯祭りは名前通り美しい五色の糯飯を食べる祭りです。五色にはそれぞれ意味があり、樹木や花の汁を加えて別々に蒸した糯飯を最後に混ぜるのです。
 伝説によると、この地方に多くの美しい娘が住んでいました。彼女たちは銀飾りも全て整え、何の不自由無く暮らしていたが、結婚相手がなかなか見つからなかったです。ここが山の中だからだと思った老人達は、春も盛りの農歴三月十五日に村で盛大に祭りをすることと考えつきました。娘たちももち米を持ち割り、蒸して、一緒に姉妹飯を食べました。その他にも闘牛、闘鳥、競馬、遊方、芦笙踊り、太鼓踊りなどをして、約1万人参加、非常に賑やかです。このニュースはたちまち村から村へと広まり、遠くの村からも老弱男女が駆けつけてより沸きあがりました。娘達は若者をもてなし、別れ際に籠や新しいハンカチに姉妹飯を包んで意中の人に渡してお土産としました。機転のきく娘は中に自分の気持ち表すものを入れます。  
 姉妹飯祭りの開催地も「貴州省黔東南台江県施洞鎮」を中心としています。太鼓踊りをする時に、左まわりに円を描くように踊っています。五人の男性が先頭に立ち芦笙を吹きます。彼らは進行方向を向いて同時にステップを踏みます。娘達は横に手をつなぎ円心を向きながら、その後をついてゆくのです。芦笙は男性の女性への愛情表現の道具であるから、原則として男性が吹きます。若者はこの芦笙で求愛し、これに応じた娘は自分で美しく織った花帯の芦笙に掛けます。
中国語名:
姊妹饭节(mèi fàn jié)
中国語名の読み方:
ズー メイ ファン ジエ
英語名:
Zimenfanjie

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