象鼻山
象が鼻を水中に入れて漓江の水を飲んでいるように見えることから名前を付けられた象鼻山は、桃花江が漓江と合流する地点、桂林市街の南側にある。その昔、天上の帝王が旅の途中で桂林を通った際、連れていた象が病気になり、天帝はそのまま象を置きざりにした。 残された象は人間の手当を受けて回復し、その後は人間のために働いていた。 それを知り激怒した天帝は、川辺で水を飲もうとしていた象を殺し、象はそのまま石に変わってしまった。その石が象鼻山と伝えられている。山頂にある普賢塔は、明代に建造された3層の塔で、象を乗物とする普賢菩薩を祀っている。 山上には象眼岩もある。 象の鼻と体との間にある丸い洞穴は水月洞と呼ばれる。 宋代に、「水底に明月あり、水上に明月浮かぶ。水流るるも月去らず、月去るも水なお流る」と詠まれた詩は、この水月洞を描写したものといわれる。遊覧船での漓江下りでは最初に目に入る象鼻山の景観は、「象山水月」とも呼ばれている。 山の南側の麓には、各時代の歴史的文物が展示されている雲峰寺がある。
中国語名:
象鼻山(xiàng bí shān)中国語名の読み方:
シァン ビー シャン英語名:
Elephant Trunk Hill
象鼻山の写真
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