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潭柘寺

潭柘寺は北京西部の門頭溝区東南部に位置し、潭柘山の麓に建ち、市中心部から約30キロ離れています。周辺には九つの峰が馬の蹄のような形で寺を囲んでおり、まるで九匹の竜に囲まれているかのようです。西北からの寒流がこれらの峰によって遮られるため、寺の周辺は温暖で湿度が高く、自然環境が非常に優れています。
潭柘寺は西暦307年に建てられた北京で最も古い寺院の一つで、初めは「嘉福寺」と呼ばれ、唐代には「龙泉寺」、金代には「大万寿寺」と改名されました。明代には数度の改修と拡張が行われ、現在の規模が形成されました。清代には「岫云禅寺」と改名され、康熙帝によって「敕建」の称号が与えられ、北京地区最大の皇家寺院となりました。
寺院の敷地は6.8ヘクタールで、全体的に中路、东路、西路に分かれています。中路には山門、天王殿、大雄宝殿、毗盧閣などがあり、これらの建築はすべて山の地形に沿って建てられており、高低差を生かした壮観な景観を形成しています。特に大雄宝殿は、重層の屋根と黄琉璃瓦が特徴で、北京の仏教寺院の中で最も高い建築レベルを誇っています。
寺内には多くの古木や仏塔が林立しており、特に有名なのは「帝王樹」と呼ばれる千年以上の歴史を持つ銀杏の木で、その壮大な姿は見ごたえがあります。また、寺の後ろには龍潭と呼ばれる池があり、寺の名前の由来ともなっています。
潭柘寺は歴史的な建造物だけでなく、四季を通じて異なる自然の美しさを楽しむことができます。春には二乔玉蘭が咲き、秋には紅葉が美しい景色を演出します。また、寺の周辺には塔林があり、金・元・明・清各時代の僧塔が70基以上も保存されており、歴史の深さを感じることができます。
訪れる際は、公共交通機関でアクセスすることもできます。例えば、阜成門から931路バスに乗れば、寺まで直接行くことができます。
中国語名:
潭柘寺(tán sì)
中国語名の読み方:
タン ジョア スー
英語名:
Tantuosi

潭柘寺の写真

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