九華山

国家級名勝の九華山は、かつて九子山と呼ばれ、詩人の李白が、この山を蓮の花のようだと褒め、“霊山開九華”と詩に詠んだことから、九華山となった。
九華山は五台山、峨眉山、普陀山とともに中国の仏教四大名山である。
現在すでに開放されているのは、山前、九華街、閔園、天台、花台の五大景区で、環状の遊歩道は30数キロに渡り、総面積は約120数平方キロある。
エリア内には寺院が約94個所あり、僧と尼が約700人いる。
九華山の仏教は歴史が古く、晋代にこの地に伝わり、唐代に隆盛を極め、現在は仏教地蔵菩薩の道場となっている。
九華山は、中国の仏教四大名山の中で、風光がたおやかなことで有名で、“香火甲天下”や“東南第一山”と言われ、参拝に訪れる人々が絶えない。
九華山の有名な観光スポットとしては、九華十景といわれる、天台暁日、化城晩鍾、東崖晏坐、天柱仙踪、桃岩瀑布、蓮峰云海、平崗積雪、舒潭印月、九子泉声、五渓山色がある。
その他、竜池飛瀑、閔園竹海、甘露霊秀、摩空梵宮、花団錦簇、獅子峰林、清溝探幽、魚竜洞府、鳳凰古松などの名勝がある。

九華山の旅行は四季を通じて可能だが、特に春と秋が最もいい季節である。 
九華山は北亜熱帯湿潤季節風気候に属し、年間平均気温は13.4℃で、長雨の天気が多く、日照時間は麓より短い。 
春が来るのが遅く、秋が来るのは早く、夏が短く冬が長い。 
海抜が高くなるほど、四季の変化が明らかになる。 
冬季は、ほとんどのエリアで平均気温が0℃ぐらいまで下がり、結氷する期間が長い。 
春季は、春雨が不利、霧が充満する。 
雲海は、天台、百歳宮、神光嶺、小天台などから見ることができる。 
九華山は一年を通じて霧が出るが、特に1月から6月と、9月、10月が最も多い。 
霧の出る日は、年間に168日間に達する。 
中国語名:
九华山(jiǔ huá shān)
中国語名の読み方:
ジゥ ホア シャン
英語名:
Jiuhuashan

九華山の写真

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