繁塔

開封駅の東側に位置する繁塔は、平面六角のレンガ塔は、かつて興塔寺と呼ばれていた。
開封に現存する建築物では、最も古い977年(北宋)の建築で、国家級文化財保護単位に指定されている。
黄河の氾濫で塔の土台は、地下に埋まり、現在の高さは、36メートルとなっている。
もとは9層の塔であったというが、現在は3層の塔身に7段の小塔のみが残る。
塔身は、異なった釉で焼かれた四角いレンガで築かれており、一つ一つのレンガに、釈迦牟尼、文殊、普賢、観音、羅漢など様々な仏の姿が彫られ、精巧でほ形も鮮明である。
南門側の塔内の各層の壁面には、金剛般若波羅蜜経や十善業道経要略などの石碑がはめ込まれており、中でも目をひくのは、宋代の書道家、趙安仁による楷書である。
中国語名:
繁塔(fán tǎ)
中国語名の読み方:
ファン ター
英語名:
Pota Pagoda

繁塔の写真

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