漓江下り

桂林の旅のハイライトといえる、竹江から陽朔までの船旅。 約54km、4時間をかけてダイナミックで壮大な景色を楽しめる。船は、冷暖房完備の2階建て遊覧船。まず右岸に象が鼻で水を飲んでいるような形をした象鼻山が見えてくる。宋代の詩「水底に明月あり、水上には明月浮かぶ」と詠まれたほどの景色で、「象山水月」とも呼ばれる。やがて砕け散った石が波のように広がった浪石村を通り、続いて九峰双連の山が現れる。このあたりの流れは急で、川底にはクリーム色の石板があり黄布灘と呼ばれている。次々に現れる奇峰奇岩の幻想美は山水画の世界そのもの。ある時は青く、ある時は鮮やかな緑にと刻々と色を変え形を変える山々。そしてまたそれらを映すエメラルド色の流れ、また時おり見える岸辺の村の人々やイカダをあやつる鵜飼の漁師と、目の前に繰り広げられる景色の数々に心をうばわれる。やがて山腹に「帯」の文字の碧蓮峰が見えてくると、まもなく終点の陽朔に着く。船内では茶菓サービスや歌や音楽の催しも行われる。
中国語名:
阳朔-福利游江(yáng shuò fú lì yóu jiāng)
中国語名の読み方:
ヤン シュオ フゥ リー ヨウ ジャン
英語名:
Yangshuo Fuli Cruise

漓江下りの写真

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