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大雁塔の傾斜が10年で10数ミリほど回復

投稿時間:2007年07月15日閲覧数:
唐代の建造物である大雁塔は、この10年間で傾斜度が10数ミリ回復したことに

大雁塔は、西安のシンボルの一つである。大雁塔は、清の康熙58年(1719年)には、西北方向に198ミリ傾いていたとされ、1996年には、傾斜度が1010.5ミリにまで達した。当時、陜西省と西安市の関係部門は、この問題を重視し、地盤沈下防止等の保護措置を取った。

  大雁塔保護管理所の提示した測量データによると、大雁塔の傾斜は、1997年から毎年1ミリずつ回復しており、最近の結果では、1000.2ミリの傾斜と測量された。この10年間で傾斜度が10数ミリ回復したことになる。

 

【大雁塔の案内】

紀元648年、唐の三代目の高宗李治が亡母文徳皇后の冥福を祈るために建立した寺で,慈恩寺と名付けられた。当時の規模はかなり大きく、資料によると部屋の数は1897間、僧侶は?  300人に及んだという。しかし、唐代末期に戦乱のため焼き払われ、現存するのは当時の十分の一に過ぎない。   紀元652年にインドから帰った玄奘三蔵法師の願いによって、境内に大雁塔を建て、経典を保存した。煉瓦でできており、当初は五層の塔であったが、則天武后の時代に大改造を行い十層になった。しかし、戦乱などで上が崩壊し、現在が七層で高さは64mである。  内側には木製の階段がらせん状に頂上に至る。雄大な形は西安のシンボルとして一大景観となっている。塔の入口の両側に玄奘三蔵法師の功徳を表彰するために、太宗と高宗が書いた「大唐三蔵聖教序」と「大唐三蔵聖教序記」の石碑が納められている。

大雁塔

  大雁塔

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