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自動車「大国」から「強国」へ、輸出拡大方針 商務部

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
商務部の薄熙来部長は17日、北京で開催された国の自動車および関連部品の輸出拠点プ‥

商務部の薄熙来部長は17日、北京で開催された国の自動車および関連部品の輸出拠点プレート授与式に出席した。薄部長はスピーチの中で「中国の自動車と関連部品の輸出拡大、特に知的財産権と独自のブランドを擁する完成車の輸出推進は、中国自動車工業全体の水準と国際競争力を向上させ、中国が『自動車大国』から『自動車強国』へと発展するために、必ず通らなければならない道だ」と指摘した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

薄部長によると、同部は今後、国家発展改革委員会などの部門と連携して、自動車?部品の輸出促進政策をできるだけ早期に制定?施行し、自動車輸出企業によりよいサービスの提供をはかる。

さらに中国政府は今後、自動車製品輸出市場の秩序を根本から規範化する。生産段階から着手し、完成車メーカーには輸出品質管理を、輸出業者にはメーカーからの授権管理を実施する。このほか、自動車輸出の外的環境の改善に努力し、主要輸入国との間で自動車製品の認証に関する協力や相互認証作業を進め、貿易摩擦に積極的に対処するとともに、自動車メーカーと部品メーカーに輸入国の技術関連の法規?基準などに関する情報サービスを無償で提供する。

商務部の資料によると、第10次五カ年計画(2001~05年)期間中、中国の自動車?部品輸出は毎年40%を超える成長率を達成したが、05年時点で中国の輸出額が世界の自動車貿易に占める割合は1.1%に過ぎず、国内自動車工業の生産額全体に占める輸出の割合も7.3%だった。日本、ドイツ、韓国といった世界の自動車生産大国では生産車の40%以上が輸出に回されていることを考えると、隔たりは大きい。

薄部長は「自動車製品の大規模な輸出力は、世界の主要自動車製造強国としての重要な指標の一つ」と指摘し、ゆえに中国の自動車メーカーは今後も国内?海外の2つの市場を十分に活用し、積極的に海外進出して国際競争に参入しなければならないと述べる。また今回認定した国の自動車輸出拠点が▽中国自動車工業の自主開発の拠点▽自動車工業の国際交流?協力のプラットフォーム▽世界の主要メーカーの移転の重要な受け皿――となることを願うとしている。

「人民網日本語版」2006年8月21日

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